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新年快楽!
大連の年末年始は普段と同じ平穏な日々。
昨晩は、「紅白歌合戦」「ゆく年くる年」を見て、少し迎春を感じたが、
特別な感慨はなかった。
中国の正月、春節は今年は2月6日。
季節感の薄らいだ日本と違い、
街はきらびやかに飾り付けがなされ、花火や爆竹が鳴り響く。
そして、空港や大連駅は大混雑する。
突然、大きな花火の音がした。
時計を見ると12時。(日本時間1時)
中山広場方面で何発も続けて上がっている。
星海広場では、元日の夜8時から同じように花火が上がるという。
部屋を毎日掃除してくれている二人が、いつものように9時半過ぎに部屋に来た。
そのうちの一人が言った。
「新年快楽!(明けましておめでとうございます!)」
彼女の実家は大連からそう遠くないが、仕事で春節も帰省できないらしい。
星海広場の花火
201路にも新型路面電車登場
約100年前から庶民に親しまれて続けている大連の路面電車。
運賃は一律1元で、運転手と車掌は女性。
タクシー、バスと並ぶ庶民の足だ。
過去、大連駅〜興工街間の201路、興工街〜小平島前間の202路、大連駅〜東海公園間の203路の3本の路線があったが、
今回、一時休止していた201路に新型車両が投入され、興工街と海之韵広場間を直接結ぶ新201路として運行を再開した。
すでに202路で走っている新型車両は2両連結で旧式車両に比べ、収容乗客数が増え、最高時速60Kmとスピードアップ。
身障者や老人、子供に配慮して、乗降口のステップも低く改良された。
車内の天井や長椅子が木製で往時を偲ばせる旧式車両とともに、
今後も市民の生活にとってなくてはならない交通機関として利用されて行くだろう。
cinemax
外国人が宿泊する有名ホテルや外国人専用アパートでは、
中国中央テレビだけでなく、アメリカ、日本、韓国、台湾など外国の衛星テレビが見れる。
そのなかに、cinemaxというアメリカ映画を24時間放送しているチャンネルがあり、字幕は中国語。
中国のある意味、ワンパターンの番組に飽きてきたら(日本もそうだが)、
映画を見るのは気分転換になる。
ホテル・ニッコー大連
ホテル・ニッコー大連。
右がホテル棟、左がオフィス棟、中央がサービスアパートメント。
中国の年賀状
新華書店にたくさんの年賀状を売っていた。
一枚4元〜。
今年の干支はねずみ。
きれいだったので、メールのない友人に年賀状を送ることにした。
正月に当たる春節は、今年は2月6日。
少し変な日本語
? | 頭痛いの専門 |
インターネット開通
部屋にインターネットをつなぐことにした。
月額250元。
ホテル内の設備を利用するため、
一般のプロバイダーが年間800元から960元であることを考えると3〜4倍高い。
しかし、申し込むと即日利用できることと一か月単位の契約のため、
いつでも解約できる。
また、スピードも違うようだ。
これで、会社に行かなくても、
夜や休日に自宅でネットを利用できる。
5年1組小皇帝の涙
NHKスペシャル激流中国「5年1組小皇帝の涙」
成績に翻弄される雲南省昆明の小学校の子供たちとその親たちを例に、
中国の教育事情、その背景にある拝金主義、競争社会を紹介している。
学校の成績が悪いといい大学に入れない、
いい大学に入れないといい就職ができない、
いい就職ができないと、安定した豊かな生活ができない、
という親たちの現実に即した論理。
その競争の論理に子どもたちは、もっと自分の好きなようにさせて欲しいと涙ながらに訴えるが、
親たちは認めない。
「一人っ子政策」によって、ひとりの子供は両親とその両親の6人に甘やかされ、
小さな皇帝と揶揄される。
しかし、現実は学校の勉強や家庭での大量の宿題に忙殺される中国の将来を担う子供たち。
経済発展の激流のなかで、多くの矛盾を抱える中国。
教育の問題も、その病んだ部分なのかも知れない。
積雪
朝、外に出ると、一面の雪景色。
寒くはない。
大連では雪は年に1、2度しか降らないらしい。
写真は、労働公園。
税金
修理に出していたデジタルカメラが戻ってきた。
修理代420元。
領収書が必要なら470元とのこと。
税金が13%かかるらしい。
よく分らない。
天照悠々
知人が大連で一番本格的なマッサージ店ではないか、と言っていた
経典生活内にある「天照悠々」に行った。
岩盤浴で身体を温め、毒素を汗で出す。
60分コースを選んだ。
「和楽の郷」が直接床に岩盤を置き、温度もサウナのように少し高いにに比べ、
ここは宮崎産の天照石を使い、ベッド式で30度と余り息苦しく感じない。
その後、マッサージ60分。
ここは昨年10月開店したばかり。
院長の金川さんは、筑波大学大学院体育健康学で修士を取得後、
日本の中国気功整体院で8年間勤務した。
マッサージを始める前に、どこか体調の悪い場所はないか、舌を見せてください、と訊ねてきた。
全身マッサージが始まった。
背中、首、脚、そして眼。
彼が言うには、自分のマッサージは単に筋肉のコリをほぐすだけでなく、
傷んだ内臓も改善するという。
「胃が弱っていますね」と言った。
過去の豊富な実績が裏付けているのだろう。
確かに、東洋医学の胃のつぼである脚の部分をもんでもらった時、
少し痛かった。
舌の中央も少し黄みがかっていたとのこと。
マッサージしながら、つぼや経絡の話もしてもらった。
ちなみに、岩盤浴を続けると遠赤外線効果で血糖値が下がるらしい。
和楽の郷のオーナーも同じことを言っていた。
計2時間で175元。
納得。
現代食尚
アパート近くにある東北料理店「現代食尚」に中国人の同僚と行った。
7時、2階席までほぼ満席。
安くて美味いことが人気の秘密だろう。
1階で食材を選ぶが、海鮮や肉、点心など、何を食べようかと迷ってしまう。
零下16度?
知人とアパート近くにある居酒屋「吉香亭」に行った。
居酒屋といっても、出て来る料理はしっかりしている。
待ち合わせは6時。
外に出ると、無茶苦茶寒い。
聞いていた通り、風が肌を刺す。
翌日聞くと、零下16度だったとか。
中山園
Zさんが北京に帰るため、Yと3人で送別会をした。
場所は、中山公園近くの中山園。
市内に3店舗ある。
料理は東北料理とのこと。
あいなめの煮物、スープなど、どれもうまい。
春節の飾り付けが始まる
市内の繁華街や公園などでは、
真近に控えた春節(中国の旧正月、大みそかは2月6日)のための飾り付け準備が始まっている。
大連を代表する公園のひとつ、労働公園の入口や園内でも、
オリンピックイヤーの今年、「フアンフアン」や「インイン」などの北京オリンピックのマスコットや
干支のネズミをモチーフにして色鮮やかに飾りつけが進められている。
また、臨時の花火や爆竹専売店が店を開き、日増しに春節気分を盛り上げている。
文革時代の東北料理
知人が「文化大革命時代をイメージした東北料理の店がある」と教えてくれて、
中国語を教えてくれている内モンゴル出身の女性とネイルサロンに務めている黒竜江省出身の女性と3人で行った。
店の名前は「北大荒青年点」(甘井子区山東路)。
黒竜江省の地名からとったらしい。
店内は文革時代の紅衛兵の緑色のユニフォームを着た接客員が接客し、
壁には毛沢東の写真が飾られ、当時の部屋を模した個室がある。
(毛沢東は湖南省出身で、料理は湘菜だが…)
料理は、淡水魚、羊と玉ねぎの炒め物、豚の内臓、ゆでた茄子とジャガイモ、酸っぱい白菜などを頼んだ。
黒竜江出身の女性は美味しいと言っていたが、自分には今一つの味…。
隣のテーブルに50歳代と思われる男女のグループがいた。
文革時代の昔話をしているらしい。
偽ブランドのカバンを買った
昼食を終え、大連の繁華街・勝利広場へ。
食事に一緒に行った一人がネイルサロンに務めている。
勝利広場には地下4階までに数千店舗以上があると言っていたが、
確かに、衣料品、バッグ、アクセサリー、靴、茶、携帯など種種雑多の若者向けの店が
迷路のように軒をならべている。
ネイルサロンだけでも200店ほどあるらしい。
彼女がカバン店に知り合いがいる、というので覗いてみた。
上海と同じく、正規の店とは別に倉庫と称する偽ブランド品を置いた別の場所に案内された。
定価と称する800元のBALLYのショルダーバッグを360元で買った。
ちなみに、スーパーコピーとのこと。
帰省切符が買えない!
春節(旧正月)を真近に控え、列車や長距離バスの切符売り場は長蛇の列。
中国では、春節の帰省客がごった返す時期の交通機関の混雑を「春運」という。
内モンゴル出身のHは列車の帰省切符を手に入れようと2時間並んだが、結局売り切れで買えなかった。
売り出し開始は、乗車予定日の10日前から始まる。
やむなく、翌日寒風の中、1時間並んで片道の切符を手に入れた。
往復切符はなぜか買えない。
日本と違い、春節は中国人にとって一大イベント。
家族が故郷に戻り、団らんを図る。
雑煮を食べた
仕事で知り合ったOさんの家に数十人の人が集まり雑煮などをご馳走になった。
参加者は大連駐在の日本人、アメリカ人、モンゴル人、欧米人など国籍は多様だ。
Oさんは自作のコブ漬けを販売するほど、手料理が趣味だ。
中国人の大学の先生が買ってきた4キロのブリを捌き、雑煮や焼き物、寿司などがふるまわれた。
それぞれ持ち寄ったワイン、ビール、日本酒、白酒、泡盛などの酒を飲みながら、
フランクな雰囲気で食事や会話が進む。
喜多方ラーメン
知人とアパート近くにある居酒屋「吉香亭」に行った。
居酒屋といっても、出て来る料理はしっかりしている。
待ち合わせは6時。
外に出ると、無茶苦茶寒い。
聞いていた通り、風が肌を刺す。
翌日聞くと、零下16度だったとか。
旧正月用の白酒が並ぶ
春節を控え、
大連商城の食品売り場には、
白酒(バイジュウ)と呼ばれる蒸留酒がたくさん並べられている。
コーリャンを原料とし、アルコール度は50度を超える。
昔はレストランなどで「乾杯!乾杯!」と白酒をあおっていたが、
最近はあまり見かけなくなった。
一本1300元のガラス瓶入り矛野台酒があった。
若い人の一か月分の給料だ。
しかし、時代は変わる。
最近は、酒はビールやワインに変わり、
白酒は、若い人は余り飲まなくなったのではないか。
現地採用社員
偏見だろうか、
大連でも上海同様、
現地採用社員といわれる若い日本人は
概して、社会人としての常識がいまひとつ欠けている印象を受ける。
自己主張はするが協調性がない、
部屋に入ってもコートを脱がない、
食事に誘っても、「御馳走様でした」と言わない…
さっぽろ雪まつりに高校生参加
大連の高校生らによる「さっぽろ雪まつり友好代表団」の一行12人が、
2月2日から11日にかけ、「第五十九回さっぽろ雪祭り」に参加、雪像作りに励んだ。
大連市外事弁公室アジア処の劉舫処長を団長とする友好代表団のメンバーは、
大連市軽工業学院附属高級中学の教師や生徒らで構成され、
同世代の青少年との友好を深めることを目的に札幌市を訪れた。
友好団の一行は、メーン会場となった大通公園で
北京オリンピックのマスコット「迎迎(インイン)」の雪像を札幌平岸高校の生徒たちと一緒に製作したほか、
さっぽろ雪祭り前夜祭パーティーへの参加、札幌平岸高校訪問、中国の旧暦の大晦日を祝う餃子会参加などの交流を行った。
花火爆竹販売
春節を控え、通りに臨時の花火専売店が目立ち始めた。
写真の店は、本来、クリーニング屋。
花火屋のほうが儲かるのだろう。
著名な画家や書道家が創作実演
中山区天津街の乾坤茶芸館(劉永健館長)で1月20日、乾坤民族文化学校新年祝賀会が開かれ、
書道や中国画に関心を持つ日本人、中国人ら約50人が参加した。
祝賀会では中国大写意画研究院研究員の王東元さん、名師李杭さんの弟子の夢禅さん、高級工芸美術師の王柯立さん、
遼寧省書画家協会の張子懿さんの4人が招かれ、書道と絵画の実演を行った。
官廷美人画、仏教の達磨像、菊の花などの絵と、「茶禅一味」、「天道酬勤」、「寧静致遠」などの書法、
4人それぞれの作品は「茶」と「禅」の精神を書法と絵に融合して、
「茶」、「禅」、「書絵」の共通境界を表現した。祝賀会では、書道、絵画オーダーメイド、収蔵品の特売会も行い、
雰囲気を盛り上げていた。
館長の劉永健さんは
「中国伝統文化を紹介することによって、多くの方々と交流できて一番嬉しいことです。ここで皆が楽しい春節を過ごせるようお祈りいたします」と語った。