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大連日本商工会忘年会
12月1日、中山区のシャングリラホテルで大連商工会の忘年会が行われた。
大連日本商工会会長や夏徳仁大連市長のあいさつの後、在瀋陽日本国領事館の阿倍総領事が乾杯の音頭を取った。
忘年会には、大連在住の約700社の商工会会員やその家族など約1000人が参加し、
餅つき、変面などのアトラクション、協賛企業提供の景品が当たる抽選会などで盛り上がった。
(大連に進出している日本は約3600社)
大連に駐在する日本人たち。
それぞれの肩書を背負い、どのような思いで日々を過ごしているのだろうか。
クリスマスデコレーション
市内の五つ星ホテルや百貨店などでは、クリスマスデコレーションの飾り付けが始まった。
ニッコー・ホテル大連では、子供たちの聖歌隊がクリスマスソングを歌い、
イルミネーションの点灯式をホテルスタッフや客たちと行った。
この子供たちが孤児であることは、あとで聞いた。
千日賀餐飲
市内に複数の店を持つ飲茶の店。
排骨大餅やスープなどどれもうまい。
道路凍結
出勤時の8時半過ぎ、チンニワ街の道路が凍結しているのを見かけた。
肌を刺す風も少し冷たい。
聞いていた大連の冬がいよいよやってくる。
強盗被害
夜九時過ぎ、オリンピック広場前の公園を通りかかった20代の日本人女性が、
背後から近づいた見知らぬ男にナイフで右脇腹と臀部を刺され、重傷を負った。
脇腹の刺し傷は肺にまで達する傷だったが、早期治療が効を奏し、命に別状はなかった。
中国では、地方から大都市に仕事を求めてやって来た多数の労働者が賃金の未払い問題に直面したり、
職にあぶれた労働者たちが春節(中国の旧正月)の帰郷に際して金品の強奪を目的に犯罪に走る事件が増える傾向にあるようだ。
巴蜀人家
日航ホテルから歩いてすぐ、長江路沿いにある四川料理の店。
四川料理と言えば、トウガラシがたっぷり入った辛い味。
痲婆豆腐がその代表的料理のひとつだ。
辛さは調整してくれるので、美味しく食べることができた。
7時前に行ったが、ウェイティング状態。
人気があるのか、、11月には新世界百貨店内に新店ができた。
ちなみに巴蜀は、四川の代名詞とのこと。
大連はスリが多いらしい
職場にインターンシップで来ている中国人の女子学生が財布をすられたと嘆いていた。
こちらへ来て二か月ほどだが、複数の知人から同じような被害の話を聞いた。
Xさんは、「私は財布は持ちません。現金だけです。しかも、ズボンの後ろは掏られる恐れがあるので、前ポケットに入れています。銀行カードなどは普段は家に置いておき、必要なときだけ持ってきます。」
大連は地方から出てきた人間も多く、前述の強盗被害と同様、自分で危機管理しないと痛い目にあってしまう。
ちなみに、スリはチンニワ通りや勝利広場地下街などで多発し、気がつかないうちに、ナイフでバッグを切られることもあるという。
ドイツ料理店「パウラナ」
大連でドイツの雰囲気を味わおうと、
ケンピンスキーホテル地下一階にあるドイツ料理店「パウラナ」(paulaner)に行った。
ホテルがドイツ資本ということもあり、7時前の店内は欧米系外国人がほとんどだった。
ビールとサワークラフト、ソーセージ、それにドイツパンという定番を頼んだ。
パンはライ麦パン、 ブレッツェル…。
ビールは常温で色は少し濁った感じ。
日本のビールのようなさっぱり感はない。
欧米人は、このようなビールを好むのだろうか。
次回は、黒ビールやハーフ&ハーフも試してみたい。
店内はテーブル席が何百もあり広いが、8時を過ぎると中国人グループも目立ってきた。
9時になるとフィリピン系バンドの演奏が始まり、少しうるさく感じたので店を出た。
初冠雪
昼過ぎ、外は灰色の雲に覆われ小雨が降っていた。
3時過ぎ、いつものようにたばこを吸いに喫煙場所に行くと、眼下の五恵路は雪に変わっていた。
そして、道向うの労働公園はモノトーンの薄いグレイで初冠雪。
大連は降雪が少ないと聞いた。
クリスマスデコレーション
年末年始でにぎわう12月は、人々の浮き立たせるクリスマスシーズンでもある。
市内ではイルミネーション点灯式やコンサートなどの催しでクリスマスムードを盛り上げ、
有名ホテルや繁華街、ショッピングモールなどでは、それぞれ趣向をこらした色鮮やかなクリスマスツリーやイルミネーションが
訪れた人や道行く人たちの目を楽しませた。
サントリーローヤル12年
サントリーが中国全土に先駆け、大連でローヤル12年(三得利洛雅12年)を発売することになった。
中国では、ワインは少しずつ普及しつつあるものの、ウィスキーなどの洋酒を楽しむ習慣はまだ少ない。
サントリーはそこに目をつけ、3年の準備をして今年1月から発売を始める。
上海ではビールシェアのトップを誇るサントリーが、次のターゲットをウィスキーにした。
年末商戦
大連一の繁華街、チンニワ通り。
大連商城、太平洋百貨、百年城、マイカル、ニューマートなどのショッピングセンターが集中している。
年末商戦では、ステージやテントを設け、集客を図る。
レシートいくら以上で高価な景品が当たるという日本同様の商法に、長蛇の列が続いた。
日本語コーナー
Xさんに案内されて、勝利広場地下にある日本語コーナーに行った。
フードコートの一角にあり、プラスチックのテーブルに50席ほどの椅子がある。
ここには、日本語を学ぶ大連の人たちが老若男女集ってくる。
全く日本語を話せない、というひとはいないようだ。
この日は、日曜日夕方ということもあって、40人ほどいただろうか。
どうも、この時間は日本人が自分だけらしく、興味をもった中国人が6〜7人近付いてきた。
たまたま座った二人連れの女性のうち、ひとりは福岡大学に留学経験があり、
アルバイトしていた中国野菜輸入会社の社長は自分が知っている人だった。
彼とは、以前、福建省に同行したことがある。
福岡県人会忘年会
福岡県出身者やそのゆかりのある人たちでつくる大連福岡県人会の忘年会が
12月14日、西崗区のDINING−ONEで開かれ、会員や大連出張者ら40人余りが参加した。
会は飲食をしながらの和やかな雰囲気で進み、最後に恒例のじゃんけん大会が行われた。
会員がそれぞれ持ち寄った酒、カレンダー、携帯用ウォシュレットなどの景品を手にしようと、
参加者たちはじゃんけんのたびに一喜一憂し、会場内は歓声が起こっていた。
福岡と大連の交流が活発化していることに伴い、福岡県人会の会員数も増え続け、
現在、100人を超える大所帯になっている。
ビール2箱120元
近くの商店から、定期的に2ケース(48本)のローエンという安いビールを持ってきてもらう。
日本もそうらしいが、最近、ビールの値段が24本50元(750円から900円)から60元に値上げされた。
それでも、1本当たり30円程度。
物によるが、日本に比べ物価は安い(その分、給料も安いが…)。
上海城
YとZさんに久しぶりに会う。
聞くと、Zさんが勤務先の会社を辞め、北京に帰ることになったという。
以前来年末までいる予定にしていたが、
職場の人間関係が嫌になったらしい。
彼女の送別会でスイスホテル横の上海料理店「上海城」に行った。
概して、甘みがあり、あっさりしている。
ホンシャオロウ、淡水魚のスープなど、6品ほど頼んだ。
仕事を途中で抜け出してきたために中座したが、
この店は、もう一度行きたい店だ。
タクシー運転手
大連でもタクシーは、すでに庶民の足。
基本料金120円程度で気軽に利用できるため、よく使う。
言葉ができなくても、漢字で書いた紙を運転手に渡せばいい。
ただ最近は、昼間の運転手は大連人だが、夜は外地人(大連以外から来た出稼ぎ者)が多いため、
女性は特に注意したほうがいい、と領事館担当者が治安セミナーで話していた。
ズボン下
大連の冬は寒いらしい。
風があると寒さが肌をさすように痛いと聞く。
数年前は、零下10度を超えた。
そのせいか、街中では厚手のズボン下を売っている。
赤外線効果のあるものは、100元以上する。
日本では、防寒用の男性パンストがあるが中国では見当たらない。
中国のたばこ
大連でも、たばこと酒専門の商店が多い。
たばこは、ショーケースに100種類くらいあるだろうか。
先進国ほど喫煙率が低いが、中国では相変わらずの嗜好品だ。
ただ、女性が公の場所で吸っているのはあまり見かけない。
中国人の喫煙率は、たぶん日本より多いだろう。
価格は、数元から100元位までと幅広い。
高級たばこと言われる「パンダ(熊猫香煙)」は1箱100元(「中華」は68元)もする。
贈答用だが、日本円に換算すると一箱1500〜1600円。
本人が自分で吸うのではなく、メンツを重んじる中国人のためにあるようなたばこだ。
マイルドセブンなど外国産たばこの偽物も多く、最近、摘発が続いている。
ちなみに、ヘビースモーカーは煙鬼という。
中国に住む日本人が吸っているたばこで一番よくみかけるのが、中南海。
中国中央政府の要人たちが住む場所を意味する、このたばこは、なぜかニコチン量によって価格が違う。
中南海は3mg、5mg、8mg、10mgの4種類あるが、それぞれ、20元、9〜10元、6.5〜7元、4〜4.5元と異なる。
仮に為替レートが1元=15〜16円とすると、20元=400円。
日本では、同じ銘柄はニコチン量が違っても同じ価格だが、中国は違う。
ニコチンの量が1mgの外国産たばこもあるが、ニコチンの量が少ないたばこはあまり好まれないようだ。
NHKワールド
外国人が住むアパートには、外国の衛星テレビが見れるところが多い。
政治的配慮からだろう、公的に中国政府が認めている日本の番組は海外向けのNHKワールドのみ。
NHKの衛星第一、第二、フジテレビなどのBSは認められていないが、
有料で非公式に見ることはできる。
NHKワールドはニュース、のどじまん、鶴瓶の家族に乾杯、大河ドラマ、トップランナー、NHK特集など、
NHK−BSを含めた多くの番組の中から、選りすぐられた番組が放送されている。
日本の民放のくだらないバラエティにくらべれば、ましかもしれない、。
ケンカ
時々、街中で喧嘩や暴力を見かける。
しかし、誰も止めに入ったりしない。
被害が自分に及ぶのを恐れているためか。
3時過ぎ、いつもの13階の喫煙室でタバコを吸いながら、窓下をなにげなく見ると、
二人の若者が浮浪者らしい男性を殴ったり、蹴ったりしている。
人が通りかかるが、見て見ぬそぶりで、遠まわりに行きすぎていく。
と言って、自分がその場に居合わせたとき、止めに入るだろうか。
小吃(シャオチー)
小腹が空いたとき、中国の人たちは小吃(シャオチー)と呼ばれる串焼き、饅頭、包子、揚げ物、たこ焼きなどを買い食いする。
物によっては非衛生的だったり、げてものだったりするが、安くて美味しいものも多く、屋台は賑わっている。
都会のスキー場
労働公園の人工スキー場が12月20日から営業を開始した。
同スキー場は、2005年12月にオープンして今年が3シーズン目。
なだらかな斜面の芝生広場に人口雪を敷き詰めたもので、
ゲレンデの長さは200メートル、広さは約3万u。ソリで滑り降りるコースと、
雪だるまを作ったり、雪合戦ができたりする雪遊びエリアに分かれ、お年寄りから小さな子供まで楽しめるようになっている。
今シーズンは「雪地迷宮」やオーストラリアの馬ソリが新設され、一段と楽しくなった。
初心者向けの初級スキー教室も開設されている。
退職
Yが紹介してくれたZさんがホテルを辞め、北京に帰ることになった。
気が強くて感情を露わにする中国人女性の中にあって、彼女は気遣いがあり、”大人”だ。
しかし、上司との人間関係に嫌気が差したらしい。
彼女の息子は、中国でも有数のエリート大学、上海の復(行ニンベンなし)旦に通っている。
ご主人は北京。
家族が別々に暮らしていたが、これで少しは彼女も心が安らぐだろう。
「北京に来るときは、部屋がひとつ空いているので、いつでも泊まってください」と言ってくれた。
Bar BACCO
オーナーは大阪の調理師学校を出て日本のレストランで働いたあと、
縁があって大連にやってきた。
奥さんは、テレビ局に勤める中国人アナウンサーで美人とのこと。
大連では、バーと称する店は人口の割には少ない。
しかし、所得の向上に伴い、洋酒を飲む中国人も増えていくだろう。
La cafe Igosso
日本人が経営するレストラン&バーの老舗。
ビールだけでなく、ワインやウィスキーの種類も多い。
仕事帰りの日本人OLたちも、よく利用しているらしい。
Stroller's
日航ホテル裏、ヒューストンマンションの1階にある。
北京に帰ることになったZさんと昼食を取った。
ここもレストラン&バーだが、店内は外国人ミュージシャンたちのポスターが壁いっぱいに何枚も貼られている。
欧米人客も多く、店内の雰囲気は外国。
オーナーは中国人。
外国に住んでいたのか、英語も堪能。
日本料理貴善(たかぜん)
100元分の金券をもらったので、最近オープンしたばかりの貴善にXさんと出かけた。
大連も日本料理店は多いが、中華料理店に比べて概して高い。
この店は、普通の店の印象。
長髪の板前(多分、中国人だろう)がいたのが気になった。
大連市日新社会児童福利院
西崗区で美容室「今村美容美髪」を経営する今村真美さんが、
店のスタッフらと大連市日新社会児童福利院を訪れ、
学習書やコメ、植物油などの食料品、寄付金を贈った。
今村さんは、「商売させていただいている大連に、少しでもお返しできれば…」という気持ちから、
このようなチャリティ活動を毎年続け、今回で5回目になる。
大連市日新社会児童福利院は、院長の林潔さんが1997年に私財を投じて設立したもので、
現在、乳児や小中学生など36人の孤児が生活している。
冬場の暖房費だけで2万元、年間で40万元の維持費がかかるが公的援助はないため、
福利院側は日本人として初めての今村さんのプレゼントに感謝の意を表していた。
贈られた本に見入る子供たち。
WASABI
民主広場近くの経典生活内に最近オープンした日本料理店。
テレビ東京「テレビチャンピォン」のマグロ料理で優勝し、それを売りにしている。
しかし、メニューをみてその価格の高さに少し驚いた。
他の日本料理店はもう少し安い。
価格に相応した付加価値は感じられない。
二人で180元のすき焼きとビールを頼むだけにした。
しかし、勝てば官軍。
オーナーには、それなりの勝算があるのかも知れない。